路線バス運転手になるまでの流れや給与・資格をわかりやすくご紹介

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生活には欠かせない公共交通機関の中でも、身近で活躍する路線バスの運転手にはどのようにしたらなれるのでしょうか?また、免許は?給与は?と色々知りたい方に詳しくご紹介して行きます。

路線バスの運転手の収入について

路線バス運転手の勤務先は、民営のバス会社、私鉄のバス部門、地方自治体の交通局など色々です。全国にバス路線がありますが、特に人口の集中する都市部には仕事が多く、田舎に行くほど働く場所は少なくはなりますが、実は全国どこでも運転手不足を抱えている状況です。

理由は、路線バスは早朝から深夜まで、1年中休みなく運行しているため、勤務は早朝ダイヤ、深夜ダイヤの業務となることや、様々な運行ダイヤが組み合わせて編成され、勤務は4勤1休4日間勤務し1日休暇)を得る交替制が多いいため、公休日は必ずしも日曜になるとは限らなかったりすることが挙げられます。

因みに、一日の労働時間が通常は6~7時間の乗務となっていはいますが、残業があることもあります。しかし、路線バス事業は国土交通省にて安全運転のため運転時間の上限などの基準が定められておりますので、ブラック企業のようなサービス残業ということは無いので安心です。

給与については通常は月給制で、諸手当などの占める割合が高いのが特徴的となっています。

  • 賃金(年収)(出典:令和3年賃金構造基本統計調査)
  • 全国403.9万円
  • 東京都441.3万円
  • 年齢(出典:令和3年賃金構造基本統計調査)
  • 全国53
  • 東京都49.8

路線バスの運転手になるまでの流れ

バス会社に採用されると通常1~2カ月の就業前訓練を受けて、乗客に対する接遇態度、運転の実地訓練、各路線のコース、周辺の地理などについて学習します。訓練修了時に行われる各営業所での実地試験に合格した後に業務に就く事になります。

運転士になるために主な必要スキル

  • 運転の技能
  • 注意力
  • 目と手足の正確で敏速な共応
  • 礼儀や丁寧な接客

バス運転手に必要な資格・免許

必要な免許は大型第二種自動車運転免許です。大型第二種自動車運転免許の受験資格は所定の免許を取得し、その運転経験が通算3年以上であることなどが条件となっていますので、トラックやタクシーの職種から転職される方も多くいます。

免許については運転手不足の影響もあり、取り敢えず入社した後に会社で大型第二種免許取得を支援する会社も増えていますが、入社後に数年勤務する事が条件になっていて、条件の期間内に転職をした場合などはペナルティとして取得費用の返金などを求められるケースもあります。

次に運転手になるまでの流れや、資格・免許について理解していただいたところで、具体的な免許取得について説明していきます。

大型自動車第二種免許の取得について

路線バスの運転手になるために必要な免許は【普通自動車免許】と【大型自動車二種免許】の2つです。

路線バスは緑ナンバーの旅客自動車を用いて旅客運送を行いますので、運賃が発生する運転免許の大型自動車第二種免許が必要になります。そもそも普通自動車免許は持っていなければ車を運転することが出来ないため、大型自動車第二種免許の取得する事が出来ませんので、第一条件として普通自動車免許を取得していることが必要になります。

そして、大型自動車第二種免許の取得にはさらに条件があり普通自動車免許等の運転免許を取得してから3年以上経過していること、つまり、普通自動車免許を取得してから3年以上経過していることが必要になります。

大型2種自動車運転免許を取得方法

大型二種免許資格を取得するための方法としては以下の3つのパターンがあります。

  1. 運転免許試験場で直接受験する
  2. 公安委員会指定の教習所を受講する
  3. 合宿免許
  • 運転免許試験場で直接受験する場合は、公安委員会指定の教習所を受講する場合と比べて費用は少なく済みますが、合格する確率は非常に低いです。
  • 公安委員会指定の教習所を受講する場合は、合宿免許も含めて、直接受験と比べると合格率は8090%と高くなります。

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まとめ

これまで路線バスの運転手に必要な収入や職種につくまでの流れ、スキルや免許についてご紹介してきました。

路線バスの運転手のお仕事は、交通インフラを支えるうえで、私たちの生活に直結していると言っても過言ではなく、今後も、地域の重要な交通手段としてその役割を果たすと考えられるでしょう。

また高齢者の方や通学・通勤に利用される人にとっては必要不可欠な存在となリます。また、人の命を預かるということに関しては責任感をもって業務に従事する必要はありますが、その分大きな誇りや社会貢献度を感じられる非常にやりがいのある職種だと思います。今後、路線バスの運転手を目指す方のために参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただき有難うございました。