世の中のキャンプブームのおかげで車中泊を楽しむという方も増えてきました。
そんな車中泊に欠かせないグッズと言えばやはりあかりを灯すランタン。
広い範囲を照らすガスランタンや灯油ランタンなど様々なタイプがありますが、明るすぎたり車中泊で使うには色々問題もあります。
せっかく夜静かに自分だけの世界に入りたいと思っても、適切な「灯り」がないとなかなか楽しめませんよね。
そこでどういったタイプのランタンを選べばいいのか、テントではなく車中泊で使うためのランタンを選んで行こうと思います。
しかしながらランタンと一言で言っても市場が拡大してとにかく種類が多いんです!車内ならどんなランタンがいいのだろうと迷うところですよね。
そこで車内で使うランタンの選び方とその理由について、また最後に厳選したランタンをご紹介いたします。
- 基本的なランタンの種類
- 充電式・電池式それぞれのメリット
- 使用する際の最適な連続点灯時間
- 点灯時の光量
- 形状
- 車中泊に最適なLEDランタン5選
- まとめ
- おまけ(ランタンを使うと集まってくる物)
ランタンは燃料の違いから、大きく次の種類に分けることができます。
- LEDランタン
- ガスランタン
- 灯油ランタン
- ガソリンランタン
明かりを灯すという目的は一緒でも、目的によってランタンの使い勝手は大きく変わってきます。
車中泊に持っていきたいのであればLEDランタンです。理由はただ一つ、車内でも使える唯一のランタンだからです。
ガスやガソリンなどの燃焼系のランタンは、車内で使用すると火事や一酸化炭素中毒の危険があります。
LEDランタンはそういった心配をせず、安心して屋内や屋外を問わず使用することが出来ます。
又、車の大きさにもよりますが、LEDランタンの中でも光が下方向へと向かう面発光タイプのものほど、ランタンスタンドの影をつくらず周囲を均一に満遍なく照らし、且つ狭い車内でスペースを取られたり頭をぶつけたりする心配がありません。
今度は充電式か電池式か、それぞれのメリットデメリットについて見ていきましょう。
1.充電式
先ず充電式、メリットは充電する手間はややあるものの繰り返し充電すれば使い続けられるので、省エネ・省資源で、ランニングコストを最小限に抑えられて経済的です。また、モバイルバッテリーとしても使える商品が多いいため、いざという時に携帯電話などの充電用バッテリーとしても活用できます。
そして充電方法ですが、パソコンやモバイルバッテリー、車の移動中には車内のシガーソケット充電器を使用してUSBケーブルを介して充電することが可能です。
参考までに、シガーソケット充電器は3000万人以上が支持するAmazon第1位の充電製品、Ankerがオススメです。
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次に充電式のデメリットですが、バッテリーが自然放電するために、使用前にバッテリー残量を都度確認する必要があります。そのため電源のない場所で使用する場合は、残バッテリー量を気にしながら使わなくてはならないという煩わしさがあります。
2.電池式
電池式のメリットは、乾電池さえ購入してストックしておけばいつでも使うことが出来ます。また充電式乾電池を使うこともできるのでランニングコストを減らせ、且つ最後まで安定した明かりを確保することが出来ます。
電池式のデメリットは充電式よりもランニングコストがかかることと、連泊キャンプなどの場合には、予備電池をたくさん用意しなくてはならないために荷物が重くなります。また、乾電池式は長期保管する際、乾電池を抜いて置かないと乾電池の劣化による液漏れが起こり破損する恐れがあります。
車中泊では日没後の時間を考えると、夏なら最低でも4~5時間、冬なら6~7時間といった時間を連続で使用できるもタイプが必要です。年間を通して考えるなら、車を止めてから朝までの少なくとも7時間以上使用し続けられるものを選べば十分でしょう。
連続点灯時間は使用するランタンの点灯時の光量や使用する乾電池によって変わりますが、とにかく長時間使用できるからといって大きすぎる物では使い勝手が悪くなるので注意しましょう。
選ぶポイントで一番のポイントと言えるのが光量でしょう。
照明が暗すぎても、明るすぎても、目の疲れの原因になります。日中の読書や作業などには、少なくとも光源の明るさが400㏐(ルーメン)以上の安定した明るさが必要だと言われています。しかし、多く光を必要とする高齢者、また細かい作業を行う場合は、必要な明るさが変わってきます。そのため、年齢や用途に合わせて調整できるように、明るさを調整できるLEDライトを選ぶのがよいでしょう。
ここで光量についてもう少し詳しくみてい行きましょう。
ライトの光源の明るさはlm(ルーメン)で表します。基本的には、300~400ルーメンが目安となります。手元が明るすぎるとかえって疲れてしまうので、注意が必要です。
因みに、光が机などに当たったときの明るさである照度の表示はlx(ルクス)で表しています。説明書にルクス で表記されている場合は、学習や読書などには400~500ルクスがおすすめです。
車中で手元を照らすだけでなく、目に優しい環境づくりのために欠かせないのがライトですが、車中泊用なら明る過ぎるのはNGです。
また車内だとランタンと身体の距離が近いので、明る過ぎると目が疲れやすくなります。また、寝る前に脳が覚醒してしまい、なかなか身体が眠る準備を整えることができません。
さらに、車の窓にカーテンを付けていない場合は車内が丸見えになってしまい防犯上よくありませんので、車内で使うランタンは、ほどよい明るさがが良いでしょう。
テント泊と考え方が異なり、車中泊では1つで明るさをカバーしようとは考えず、複数人で本を読んだりする時を楽しむなら、人数に合わせてランタンを用意するのもポイントです。
野外用なら雰囲気重視のランタンを選ぶかもしれませんが、狭い車中泊では機能・実用性を重視して、車内で使用するサイズか見極める必要があります。
ファミリーキャンプでの車中泊なら積載もパンパンになりがちなので、ランタンのサイズを重視したり、スマホを使用する時間が長いようなら、モバイルバッテリーにもなるランタンを選択すると良いでしょう。
さあ、それではここで車中泊に最適なLEDランタンを5つご紹介していきます。
今まで記載した内容を網羅したLEDランタンとなりますので是非参考にしてみてください。
ルーメナーシリーズの中でも最大電池容量、最大光量、最大連続点灯時間を誇り20000mAhのモバイルバッテリーとなる優秀なタイプ。
低価格なところも魅力でコスト面を重視する人から定評がありながら、数字で残りのバッテリーを表記したり明るさが100段階調光に調光可能など高性能なモデル。
コスパの高さや専用ケースや吊り下げに便利な2つのカラビナ、ライトニングケーブルに対応したUSBケーブルなどの付属品が豊富なところが魅力的です。
車内で使用するLEDライトにスポットをあててご紹介しました。面発光により、光が満遍なく広がって周囲を照らしますので、ランタンの形状によって影により悪影響を与える心配がありません。また車内で使う場合は明るければいいというものでもないので、車中泊のスタイルに合わせたものを選んでみましょう。今回ご紹介したランタンはそれぞれが特徴があり、車内だけでなくキャンプサイトや災害時にも役立つ優秀なものばかりです。防犯用にご家庭で1つ用意しておくと安心ですね。
夏場キャンプを楽しむ多くの方の悩みが、明かりを灯すと虫が集まってくるということがあります。ガスランタンやオイルランタンなどは虫が集まってきてしまいますが、その理由は、虫は人には見えない紫外線に集まる習性があるからなんです。LEDランプはほとんど紫外線を放出しないのでその心配はありません。寄ってくる虫を軽減できるという理由からもLEDライトはおススメですね。