娘の新居をどう決めればいいか、宅建の知識をここで発揮する。

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娘の大学進学のため新居を決めることになったので、どのように物件を調べたら良いかを宅地建物取引士の免許を持つ父が頑張って探しました。

大学合格が発表されてから部屋探しを始めたので期間は約2週間、手順は次の通り。

  1. ネットでの物件下調べ
  2. 不動産会社の選考
  3. 内覧の準備
  4. 物件の決定
  5. 審査申込

1.ネットでの物件下調べ

先づは学校の位置を起点に選考していきました。大手ネット会社を数社調べましたが、地図から検索できるサイトで調べると住んだことのない土地を地図上で把握することができるので重宝しました。因みにその中でも便利だったサイトはこちら。

検索サイト HOME’S

地図上に空室物件のマークが出るので、学校と駅の間にどの程度空き物件があるのかが分かります。これが意外と重要で、物件の値段や設備などから探していくと、結局学校から駅を越えて反対方面のエリアにあったりして遠すぎたり、学校から近いけど大きな幹線道路を越える必要があって危険などの場合、結局対象外になってしまったりすることになります。

また地図上から検索しているとなんとなく街のイメージも湧いてきて周囲の道路状況なども把握できます。

私の場合は地図上で物件を調べて、良いなと判断した時はGoogleMapで実際の雰囲気をストリートビュで見てより具体的にロケーションを把握することにしました。後日不動産に紹介されて内覧する際にも町全体の位置関係が頭の中にすでに入っていたため、物件の周りのスーパーなどの状況や駅へ向かう方向、また安全のための道の歩道有無など物件選びのための判断がつけやすくなり、あとは具体的に不動産の担当者の方に治安の問題などを確認する程度で、数ある物件を内覧する際に時間短縮となり、多くの物件を見て回ることができました。

2.不動産会社の選考

次に、ネットで調べた良さそうな物件に対し初期費用の見積もり依頼を行いました。あとで知りましたが車の査定と同様に、物件検索サイトに依頼すると登録している数社の不動産会社からメールたくさんが届くことになります。ここでの重要なポイントは内覧のための来店日程ばかり質問をして、こちらの希望する初期費用見積もりをなかなか出してくれない会社には注意する必要があります。実際に対応していただいた中で、メールの返信が早くても、内覧日の決定ばかりを急がせて結局物件の初期費用見積もりなどは送ってこない会社や、同じ会社から何度も別の担当者からメールが来たりする会社もあり、そういった会社は恐らく社内での統制が取れていなかったりするので、後々たらい回しにされたりする可能性も考えられます。

私が不動産会社を選んだ条件は次の3点です。

1.一社で一人の担当者からメールが来ること

2.初期費用見積もりをすぐに出してもらえること

3.初期費用について質問への回答が明確で早いこと

以上の内容をおこなってくれる会社は数ある中でも少なく、ここで数社に絞られていきます。

3.内覧の準備

次に2.で絞られた会社と内覧日時を決めていきます。私の場合は3社と予定を決めましたが、スケジュール的には、2泊3日でしたのでこんな感じでした。

1.初日午後 移動に半日かかりましたので午後14時から1社

2.二日目  午前中9時半から1社、午後13時から1社

3.三日目  二日目までに回った物件をもとに家族だけで最終選考をするために再度物件を見学

ここで注意する点は、内覧日に回った物件を取り置くために、申込書に記載を要求される場合がありますが、よっぽど気に入った物件でない限り記載はせずに、用紙だけ預かってもし気に入ったら写メールでお送りすることは可能か確認して良ければそのように依頼した方が良いでしょう。この時点で申込をしてしまうと、後に不動産会社の対応が悪いことや金額が高いことが分かっても、他の不動産に同物件を依頼するのが難しくなることがあるので注意してください。

物件 部屋

4.物件の決定

私たちのスケジュールの場合、3日目の午前中に住みたい物件が2箇所あったので、再度ゆっくり駅からの距離を歩いたり、物件の周りの治安や買い物環境などを実際確かめて決めました。ここで大切なのは実際に駅から物件まで歩いてみたり、近くのスーパーへ足を運んでみたりすることで、より自分にあった暮らしのイメージを体感することです。物件がいくら希望する条件に合っていても、周りの環境が悪く暮らにくい場合もでてきますし、何より住んだ際のイメージが湧かない場所では物件を決めた後で、本当に良かったのか不安になることもりますので、この作業は不動産を抜きにしてゆっくりと時間をとって行うことをお勧めします。

そこでこの物件で暮らすことに決めたら、締め切り期限までに不動産会社へ連絡をすればOK。事前に不動産会社へいつまでに連絡したら良いか聞いておくと余裕ができて良いです。良心的な不動産会社なら焦らすことをせずに対応してくれます。

5.審査申込

最後は審査申込を行います。こちらも今はメールで用紙に記載事項を書いて写メで送れば対応してくれますので、事前に紙をもらっておくと良いでしょう。ここでの注意は、細かな質問事項は全て申込書を送るまでに解決しておくことです。例えば、私の場合保険代や費用の総額などが若干不確かところがあったので確認し、必ず記録に残るメールでやりとしておきました。また、入居日が内装準備のため遅れるために割引してもらえるよう交渉を行い家賃1ヶ月分程度安くしてもらうことができました。

日中頑張って部屋を探して歩いたので、夜は楽しく観光タイムに!

まとめ

さて、部屋を決めるのは楽しくもありますが、不動産会社の選考を誤ったり焦って早く決めてしまったりすると後悔したり、後に再度引っ越したりすることとなり余分な出費がかかってしまう場合がありますので、十分に時間の余裕をみて選考していく方が良いでしょう。私の場合は不動産会社選びが一番のキーポイントで、次に重視したのがイメージを持てるまで物件を再確認することで、納得がいく物件選びが出来ました。日時に余裕がない方はなおさら事前のメールでのやり取りに時間をかけ、内覧日には物件より治安や交通や過去借りていた学生の様子などを生の情報をたくさん聞けるようにすると良いでしょう。

 

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