ゴルフはマナーが厳しいというイメージかを持っている方も多いかもしれません。また、ゴルフグッズは何をどこまで揃えるべきか、初心者の方は悩みますよね。
どんなスポーツにもルールやマナーがあるのと同様に、ゴルフにもルールやマナーがあり、特にコンペなどの大会に参加する場合には、しっかりと把握しておく必要があります。
しかし、仲の良い友人や知人とコースを周るのでしたら、最低限のゴルフグッズとマナーを知っておけば、そこまで堅苦しくならずにゴルフは楽しめるスポーツです。
そこで、初心者の方が気持ち良くプレーするために、最低限揃えておきたいゴルフクラブに併せて、覚えておきたいゴルフの基本マナーをご紹介します。
ゴルフ初心者はまずどのクラブから揃えるべき？
ルール上では、ゴルフクラブは14本まで持ち込んでもいいということになっています。しかし、初心者のうちから、すべてのクラブを使いこなせるわけではありません。プロの方であっても、ワンラウンド中に14本すべてを使わないことだってあるんです。
ゴルフクラブには用途に合わせた種類のクラブがあります。初心者のうちはウッド、アイアンなどの各フルセットは必要ありません。
そこで、初心者の方がまず揃えるべきゴルフクラブを絞り込んでみました。次のクラブさえ揃えておけば、プレー中に困ることはまずありません。説明を見ながら必要なクラブを選んでいきましょう。
ドライバー
ゴルフ初心者でもおそらく一度は聞いた事はある、ゴルフクラブの花形といえばドライバーですよね。
ドライバーの用途と種類
第１打目のティーショットに使用されるのは、１番のウッドでドライバーと呼ばれるクラブで、最も飛距離が出るクラブの種類です。ドライバーの用途は、ロングホールやミドルホールの長い距離の1打目でボールを遠くに飛ばす役割があります。
また、ウッドの中で１番以外のドライバーを、フェアウェイウッド（FW）と言います。名称の通り、基本はフェアウェイ（地面上）で使用される飛距離を出すためのクラブですが、初心者の方であれば、ショートホールなどの第１打から使用しても良いでしょう。そして、２番ウッド（ブラッシー）、３番ウッド（スプーン）、４番ウッド（バッフィー）、５番ウッド（クリーク）、６番ウッド～（ショートウッド）と番手が大きくなるにつれて、ボールが上がりやすくなっています。
ドライバーでの基本マナー
ボールを打つ場所
ティマーカーと呼ばれるティショットの区域を示す目印の２箇所のティマーカーを結んだ線から、クラブ2本分後ろまでの範囲内で打ちましょう。
他の方が打つ際の立ち位置
自分の影が打つ人の邪魔にならないことに気を付けながら斜め後ろに立つのがベター。打つ人の前に出るのは危ないので避けましょう。
アイアン
アイアンは主にフェアウェイで使用され、飛距離１００ヤード～２００ヤード前後の狙った場所に飛ばすためのクラブです。
アイアンの用途と種類
アイアンは飛距離の違いで3つに分類されています。1～3番をロングアイアン、4～6番をミドルアイアン、7～9番をショートアイアンとなりめすが、初心者であれば比較的に簡単に取り扱える、4～6番のミドルアイアン、7～9番のショートアイアンがあれば十分でしょう。
アイアンでの基本マナー
スロープレーに注意
初心者だけではありませんが、スロープレーに繋がらないように注意しましょう。コースではボールの落ちた場所に行く際は、3本～4本のクラブを持っていくとカートに戻る手間がなくて良いでしょう。
予備ボール
打球が思わぬ方向に飛んでOBになることもありますので、打ち直すための予備のボールを常に持っておきましょう。
ウェッジ
ウェッジの役目はグリーン周りからボールをカップに寄せるために使われます。
ウエッジの用途と種類
ウェッジは用途の違いで４つに分類されています。ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジですが、すべて必要かとうとそんなことはなく、バンカーから出すために用いられるサンドウェッジとロブウェッジは併用も可能です。
初心者の方であれば、ピッチングウェッジかサンドウェッジのどちらかのウェッジを先ずは試してみましょう。
ウエッジでの基本マナー
アプローチをする時はパターを持参
グリーンの近くまでボールを運んだら、アプローチ用のクラブと一緒にパターも持っていくようにしましょう。その方がプレー時間が短縮され、場合によってはパターで転がして寄せられる場合もあります。
バンカーショットの跡をならす
構えた時にクラブヘッドを砂につけるとペナルティになるので注意しましょう。また、バンカーショットを終えたら、ショットの跡や足跡などをレーキ（砂を均す道具）でならしてから外に出ましょう。
パター
パターはグリーン上でボールをカップに入れるために使われます。
パターの種類
パターはヘッドの形状によって違いで５つに分類されています。ピン型、L字型、T字型、マレット型、ネオマレット型ですが、初心者にオススメなのはピン型又はマレット型です。
パターでの基本マナー
グリーン上のボールはマーク可
グリーン上のボールはマークしてピックアップできます。同伴プレーヤーのパッティングライン上に自分のボールがある時や、ボールの汚れを拭きたい時などはマークしてピックアップしましょう。
ピンを立てたままでOK
ルール改正により、ピンを立てたままパッティングできるようになりました。ターゲットが明確になるので、初心者にはおすすめです。
ゴルフグッズの購入
中古クラブ
ゴルフクラブの購入について、新品か中古かという選択肢があります。初心者の方で、まずは練習からという方には中古品がおすすめです。中古クラブを購入する一番のメリットは、なんと言っても価格を抑えられる点です。また、新品のアイアンは一般的に4～6本のセットで販売されていますので、バラ売りされている中古クラブの方が必要な物だけを手に入れることが出来ます。購入にはフリマサイトや通販サイトがあります。
新品クラブ
新しいクラブを購入する利点としては、より真っ直ぐ・より遠くへ飛ばせるように開発が進められている最新の技術のクラブを手に入れられることでしょう。また、新品のクラブはメーカー保証が付くため、初心者のうちは当たり所が悪く、クラブを痛めてしまった場合など、メーカーの保証が付いていると安心です。
まとめ
さて、ここまで初心者に最低限必要なクラブと、それに伴う基本マナーについて説明して来ました。細かいグッズ類もありますが、先ずは練習やコースに出かける際に必要なクラウを揃え、やって行くうちに必要になりましたら追加して行きましょう。
ゴルフは一生涯楽しめるスポーツです。周りに始めている友人や知人がいれば、是非気軽に参加して趣味の一つすることをお勧めします。
また、フリマサイトに関連する記事が御座いますので、宜しければ合わせてご覧ください。
